すんげー面白かった!!
めっちゃくちゃ泣いた!!
もう一回くらい観たいなー
『サマーウォーズ』観るにあたって、
『花札』のルールを少しでも覚えて観たほうがより楽しめると感じたので
暇つぶしに『花札』のルールをば。
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・花札(こいこい)
12種類×4枚の計48枚でおこなう花札の遊戯の1つ。
重要なのは、出来るだけ早く役を作り、相手より早く上がること。
札の一覧は以下の通り。
さらにそれぞれの札は、『カス』、『タネ』、『短冊』、『五光』の4種類に分けることができ、
この組み合わせで役が完成する。
以下が役一覧。少し紹介します。
・カス(1文~)
もっとも出来やすく、文が増えやすい役。
カス札は、48枚中24枚。実に半分を占めています。
そのためカス札は非常に集まりやすく、1文という最も低い役なのです。
しかし、集まりやすいが故に10枚溜まれば1文が付き、
その後カス札が1枚増える度に1文加算されていくという侮れない役です。
そのため上手く集めれば10文も付く場合だってあり得るのです。
加算されていく役は、他にも『タネ』や『短冊』があります。
・猪鹿蝶(5文)
ご存知の方も多いと思いますが、非常に有名な単語です。
この猪・鹿・蝶の札はそれぞれ違う種類の札のため、
一見集まりにくいと感じますが意外と集まりやすい札なのです。
例えば、場に猪・鹿・蝶のどれかが出ていた場合、
それぞれ対応する札を出せば、猪・鹿・蝶の札を簡単にゲットすることができます。
もし場に猪・鹿・蝶が出ていなくても出てきた時の事を考えて、
対応する札は手札に残しておいた方が非常に得策です。
ですが、それは相手に対しても同じことが言えるため、相手が猪鹿蝶を一つでも持っていた場合、
こちらも猪鹿蝶のどれかをゲットすることで、簡単に猪鹿蝶を封じることが出来るのです。
・三光(6文)
・四光(10文)
・五光(15文)
五光の札を3枚、4枚、5枚集めることで作られる役です。
五光の役は非常に厄介で、簡単に一発逆転の手へと変貌してしまう危険性があります。
これは相手にとっても同様なことなので、五光札は一枚でも多くゲットしましょう。
五光札の所持数で勝負は決まる、と言っても過言ではありません。
五光札は合計で5枚しかなく、その全てを集めることで最高役の15文を獲得することができます。
この役が出来ればもう勝利は確実です。
・月札(4文)
特殊役。
ゲーム開始時に月札を一枚、場に表示する。
その月札を4枚集めるだけで役が完成する。
ローカル役?
・親権(6文)
お互いの手札が全て無くなり、お互い一つの役も完成していない場合には
『親権』という特殊な権利が発動します。
簡単に言うと、「親の勝ちとなり、親に得点(6文)を与える」というビッグボーナスです。
6文という痛手はあまりにも大きすぎます。
そのため子は、何としても『親権』発動を阻止するため、
出来る限り低い役でも良いので、素早く上がる必要があります。
ゲーム終盤になっても役が出来ていない場合は、是が非でも役を作りたいですね。
・こいこい
サマーウォーズの劇中でもしょっちゅう『こいこい!』と叫んでいるシーンが見られました。
これは、
出来役ができたが、さらにもっと大きな役が期待できそうな場合、
「こいこい」と言うことにより、ゲームをさらに続けることができます。
ただし自分に次の役ができる前に、相手に役ができた時は得点の倍返しとなります。
という、このゲーム独自のルールです。
よくわからない方も多いと思うので、例を書きます。
<例>
・自分のターン
カス10枚=1文、タネ5枚=1文の計2文の役が完成しました。
ここで上がれば、2文を獲得することができます。
しかし「こいこい!」と宣言し、ゲームは続行。
相手のターンへ。
・相手のターン
なんと役なしから、このターンで三光=6文が完成!!
相手は「こいこい」の宣言はせず、上がることに。
通常6文を獲得することになりますが、前の自分のターンに「こいこい」宣言をしてるため、
得点は倍の12文に!!!
「こいこい」宣言をせずに上がっておけば、
自分が2文獲得しただけで終わり、痛手を負わずに済んだものを・・・。
と、言った具合になっていきます。
「こいこい」宣言のタイミングは勝負時を見て言いましょう。
大事なのは、相手との『かけひき』です。
・遊び方
親決め。
裏向きの札を1枚ずつめくり、月の早い方が初回の親となります。
親は先行のため非常に有利です。
まず、親から順番に手札の1枚を場に出し、
合う札があれば合札とし、ない場合は捨て札となります。
次に、山札から1枚をめくり同様に合う札があれば合札とし、ない場合は捨て札となります。
合札は自分の札となり自分の前に、表を向けて並べておきます。
このように進めていき、手札がなくなる前に、出来役ができればプレーを止めます。
「こいこい宣言」タイム。
また続けて勝負することもできます。
勝った方が親となり、次のゲームが始まります。
てな感じで花札は展開されていきます。
どうです?よくわからなかったでしょう?(笑
ゲームはまず、やって覚えろ!
皆さんも取り合えず遊んでみて、その楽しさにだんだんと目覚めていってください。
おわり。
【引用元】
■
花札(こいこい)の遊び方
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花札ゲーム 現代版こいこいの遊び方PR